IH定着技術が 2010年日経地球環境技術賞最優秀賞を受賞

定着装置の立ち上げ時間 世界最速3秒を実現

2010年11月11日

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社: 東京都港区赤坂9-7-3、代表取締役社長:山本忠人、資本金: 200億円)は、日本経済新聞社が主催する2010年日経地球環境技術賞最優秀賞を受賞いたしました。デジタル複合機の定着装置の熱源をハロゲンランプからIH(電磁誘導加熱)に代えることなどにより、定着装置の立ち上げ時間世界最速3秒を実現した技術が高く評価されました。

日経地球環境技術賞は、地球の温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、生態系の乱れ、砂漠化、海洋汚染、廃棄物処理など、いわゆる地球環境問題に関する調査、研究、技術開発や実践的な取り組みにおける優れた成果を表彰する賞です。
当社は昨年、中国統合リサイクルシステムで「ものづくり環境特別賞」を受賞しており、2年連続の受賞となります。

受賞したIH定着技術は、トナーを紙に定着する部分に発熱層として世界最薄(厚さ数ミクロン)の非磁性金属を有するIHベルトを採用したことで予熱が必要なくなり、プリント時以外に定着装置で要する消費電力ゼロ、世界最速3秒注1で立ち上がる技術です。

これまで、お客様に複写機・デジタル複合機を待機状態からすぐお使いいただくためには、定着装置に予熱を持たせておくことが不可欠であり、お客様の利便性と省エネを両立させることは困難でした。当社は、こうした二律背反する課題を解決する技術こそ”真の省エネ技術”であると考えて開発を進めてまいりました。

さらに当社では、環境性能と、利便性といったお客様価値を合わせ持った“真の快適環境技術やサービスなど”の総称を「RealGreen」と定義してお客様に継続的に提供し続けていくことを目指しております。

受賞したIH定着技術は、当社が長年培ってきた技術をベースに実現した「RealGreen」技術であり、IH定着技術を搭載したフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-IVシリーズ」4機種注2および「DocuCentre-IVシリーズ」4機種注3の計8機種11商品が、経済産業省主催の平成21年度第20回省エネ大賞(機器・システム部門)において「経済産業大臣賞」を受賞しております。

当社は、2009年2月に制定した2020年に向けた温室効果ガス削減目標において、一台あたり消費電力を2020年度に2005年度比で80%削減する目標を掲げており、今後も省エネ商品の開発を推進し、より多くのお客様にお使いいただくことで地球温暖化抑制に貢献してまいります。

注1
ApeosPort-IV C2270、ApeosPort-IV C3370、DocuCentre-IV C2270、DocuCentre-IV C3370の場合。2009年7月発売時点の複合機において。
注2
ApeosPort-IV C2270(カラー25枚/分)、ApeosPort-IV C3370(カラー35枚/分)、ApeosPort-IV C4470(カラー45枚/分)、ApeosPort-IV C5570 (カラー50枚/分)
注3
DocuCentre-IV C2270(カラー25枚/分)、DocuCentre-IV C3370(カラー35枚/分)、DocuCentre-IV C4470(カラー45枚/分)、DocuCentre-IV C5570(カラー50枚/分)
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