中小規模事業所向けの低価格・環境配慮型 コンパクトLEDプリンターを海外市場で発売

デジタル複合機の先進技術を搭載
新DocuPrintシリーズ

2010年11月29日

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、代表取締役社長:山本忠人、資本金:200億円)は、DocuPrint(ドキュプリント)シリーズの新ラインナップとしてA4判LED(発光ダイオード)プリンターを海外市場で順次11月9日から導入しました。フルカラー機種にはDocuPrint CP105 b / CP205 / CP205 w / CM205 bを、モノクロ機種にはDocuPrint P105 b / P205 b / M105 b / M105 ab / M205 bの合計9機種注1を取り揃え、クラストップレベルの小型化と軽量化をはかり、中小規模事業所(SMB)市場向けに単機能プリンターから複合機まで、幅広い機種を低価格で提供いたします。

新シリーズを導入することにより、富士ゼロックスはSMB市場に本格参入いたします。当社調査によると、世界的なプリンター市場は平均年間7%で成長を続け、2014年には約3600万台の市場規模が見込まれています(2010年は2800万台)。また、特に新興国地域では金融危機から急速な回復を見せており、これらの国・地域での当社事業は2桁台の成長を記録しています。事業の成長機会を継続的に、またタイムリーに獲得するため、富士ゼロックスは新DocuPrintシリーズを開発しました。これによって現在の高付加価値が求められる大手市場中心の事業から、高画質と簡単な操作性、環境性能、さらに高いコストパフォーマンスが求められる、SMB市場への事業拡大を図ります。ハイエンドからローエンドまでフルラインアップで商品を展開するだけでなく、充実した保守体制を付加価値として提供し、またチャネルパートナーとともにSMB市場のユーザーに対し貢献していきます。

新シリーズでは、これまでオフィス向けデジタル複合機を中心に採用されていた、自己走査型LED(SLED注2)を用いた高解像度LEDプリントヘッドを搭載、出力画質を落とすことなく小型化を実現しました。また、従来のEAトナーに比べて用紙への定着温度を20℃以上低下させた、EA-Ecoトナーの採用により、定着時の消費電力を最大40% 注3低減します。モノクロ機種においては、新開発の光沢(てかり)を抑えたEA-Eco黒トナー(Eco-LGKトナー)を初めて導入。ビジネス文書において求められる、より落ち着いた光沢のモノクロプリントを可能にします。

注1
国や地域により販売モデルが異なります。
注2
SLED(Self-Scanning Light Emitting Device:自己走査型発光素子):ドットを順次発光させる機能を内蔵したデバイス。
注3
光沢モード(紙の光沢に合わせて、さらに光沢感を出すための低速出力モード)時に40%減が可能。
  • DocuPrint CM205 b
    DocuPrint CM205 b
  • DocuPrint CP105 b
    DocuPrint CP105 b
  • DocuPrint P205 b
    DocuPrint P205 b

技術賞受賞のLEDプリントヘッド

従来のLEDプリントヘッドはポリゴンミラーやミラーを回転させるモーターが不要のため、小型化と静音動作が可能になるなど、多くのメリットを持つ一方で、多数の発光素子の光量のばらつきから濃度にむらが出るため、高画質化が困難という課題がありました。

この課題に対し、1,200dpiの高解像度自己走査型発光素子SLEDと、全発光素子を1つの高性能ASIC注4で緻密に集中制御するLED露光制御技術「DELCIS」注5 とを開発することで対処。さらに光学特性が均一なレンズを採用することで構造を簡易化し小型化を達成しつつ、レーザーROS(Raster Output Scanner)方式と同等以上の高画質な高解像度LEDプリントヘッド(1,200x2,400dpi注6)を実現しました。同LEDプリントヘッドは、2009年に日本画像学会「技術賞」を受賞しています。

LEDプリントヘッドについての詳細は、次のURLをご覧ください。

注4
Application Specific Integrated Circuit。特定用途向け集積回路。
注5
Digitally-Enhanced Lighting Control Imaging System。独自のSLEDを用いた「LED露光制御技術」。1つのASICですべてのSLEDを集中制御する高精度な光量補正によって、1,200×2,400dpiの高解像度を実現。DELCISは日本における登録商標。
注6
カラー機種における解像度。

省エネ性能に優れたEA-Ecoトナーと低光沢黒トナー

EA-Ecoトナーラインナップの一部として、光沢(てかり)を抑えた黒トナー、Eco-LGKトナーを新開発。新DocuPrintシリーズのモノクロ機種で初めて搭載しました。光沢を抑えながら、EA-Ecoトナーの省エネ性能を同時に実現することは困難とされていますが、富士ゼロックスはこの課題を克服し、モノクロを主とするビジネス文書や、微妙な黒の陰影を必要とする画像向けに最適な黒トナーを実現しました。

富士ゼロックスは、2008年発売のプロダクションプリンターで初めてEA-Ecoトナーを採用、翌2009年にはオフィス向けフルカラーデジタル複合機ApeosPort-IVシリーズとDocuCentre-IVシリーズに導入しました。これら2シリーズの8機種11商品は、2009年に経済産業省主催の第20回省エネ大賞(機器・システム部門)において「経済産業大臣賞」を受賞しており、受賞にはEA-Ecoトナーも貢献していています。

EA-Ecoトナーについての詳細は、次のURLをご覧ください。

固定式感光体でTCOと廃棄物を削減

新DocuPrintシリーズは業界初の固定式感光体を採用。ユーザーによる感光体交換が不要となり、TCO(総所有コスト)だけでなく廃棄物も削減でき、簡易な操作と環境負荷低減を支援します。また、固定式感光体を導入することでLEDプリントヘッドの小型設計を活かし、最小かつ耐久性のある設計を実現しました。

中国における充実の保守体制

中国全土をカバーする、富士ゼロックス認定の優良特約店約300社が万一の故障の際に対応します。交換パーツを絞ったメンテナンスの仕組みを導入、お客様をお待たせしない迅速な保守体制を提供します。

DocuPrintシリーズで最高のカラー画質:CP105 b、CP205 / CP205 w、CM205 b

新DocuPrintシリーズのカラー機種は、3種の単機能プリンター(CP105 b注7とCP205 / CP205 w注8)と、コピー、スキャナー、およびプリンターが一体になった複合機(CM205 b注8)で構成。1200×2400dpiの印刷品質を実現するSLED技術と大幅な省電力を実現するEA-Ecoトナーに加え、トナーの使用量を最大30%削減できるトナーセーブモード、最大12枚/分の出力スピードと、クラス最小機種のCP105 bでわずか394×304×234mmというコンパクト設計が特長です。

さらに、CP205 wはネットワークを搭載したCP205に加え、無線LANネットワークを搭載し、オフィスにおける設置場所の自由度を高めています。

注7
DocuPrint CP105 b:カラー10枚/分、モノクロ12枚/分(A4ヨコ)。
注8
DocuPrint CP205 / CP205 w / CM205 b:カラー12枚/分、モノクロ15枚/分(A4ヨコ)。

ビジネス用モノクロ文書向け:DocuPrint P105 b / P205 b / M105 b / M105 ab / M205 b

モノクロ機種では単機能プリンター(P105 b / P205 b)とコピー、スキャナー、およびプリンターが一体になった複合機(M105 b / M105 ab / M205 b)を発売しました。カラー機種同様に、LEDプリントヘッド・トナーセーブモード・EA-Ecoトナーを搭載。投資額と設置スペースを最小注9に抑える一方、最大24枚/分注10の出力スピードと高画質プリントを提供します。

注9
358×198×209.4mm。DocuPrint P205 bでの寸法。
注10
DocuPrint P205 b / M205 b:24枚/分(A4ヨコ)
DocuPrint P105 b / M105 ab / M105 b:20枚/分(A4ヨコ)
注記:
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