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定着装置の立ち上げ時間 世界最速3秒を実現
2011年2月15日
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社: 東京都港区赤坂9-7-3、代表取締役社長:山本忠人、資本金: 200億円)海老名事業所(神奈川県海老名市、事業所長:藤原仁)は、「省エネと利便性を両立したRealGreen IH定着技術の開発」により、神奈川県が主催する「第1回かながわ地球温暖化対策大賞」を受賞いたしました(2月10日受賞)。
デジタル複合機の定着装置に当社独自のIH(電磁誘導加熱)定着技術を導入し、定着装置の立ち上げ時間世界最速3秒を実現した技術を開発したことが高く評価されました。
「かながわ地球温暖化対策大賞」は、温室効果ガスの削減に具体的に寄与する優れた地球温暖化対策の取組実績について、事業者等を対象に知事名で顕彰を行ない積極的に評価することにより、他の事業者等の取組みを促進することを目的に、今年度創設されました。
同事業所は、同賞の「温室効果ガス削減技術開発部門」において「地球温暖化対策技術の開発・製品化や温室効果ガスの排出がより少ない製品やサービスの開発・提供に関し、特に優れた取組みを行ない、他の者の温室効果ガスの削減への寄与の実績を挙げまたは今後寄与することが期待できるもの」として、IH定着技術を開発したことが評価されました。
本技術の地球環境への貢献を試算すると、スリープモードへの移行時間を延長して使われている注1対象機器30万台を、本技術を搭載した商品に置き換えて5年間使用した場合のCO2削減効果を見積もると約2億2000万kg-CO2と予測され注2、これは杉の木が1年間に吸収するCO2量の約1,500万本分注3に相当する量です。
IH定着技術は、トナーを紙に定着する装置に発熱層として世界最薄(厚さ数ミクロン)の非磁性金属を有するIHベルトを採用したことで予熱が必要なくなり、プリント時以外に定着装置で要する消費電力ゼロ、世界最速3秒注4で立ち上がる技術です。
これまで、お客様に複写機・デジタル複合機を待機状態からすぐお使いいただくためには、定着装置に予熱を持たせておくことが不可欠であり、お客様の利便性と省エネを両立させることは困難でした。当社は、こうした二律背反する課題を解決する技術こそ “真の省エネ技術”であると考えて開発を進めてまいりました。
当社は、環境性能と、利便性といったお客様価値を合わせ持った “真の快適環境技術やサービスなど”の総称を「RealGreen」と定義してお客様に継続的に提供し続けていくことを目指しております。
受賞したIH定着技術は、当社が長年培ってきた技術をベースに実現した「RealGreen」技術であり、IH定着技術を搭載したフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-IVシリーズ」4機種注5および「DocuCentre-IVシリーズ」4機種注6の計8機種11商品が、経済産業省主催の平成21年度第20回省エネ大賞(機器・システム部門)において「経済産業大臣賞」を受賞しております。
当社は、2009年2月に制定した2020年に向けた温室効果ガス削減目標において、一台あたり消費電力を2020年度に2005年度比で80%削減する目標を掲げており、今後も省エネ商品の開発を推進し、より多くのお客様にお使いいただくことで地球温暖化抑制に貢献してまいります。
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