富士ゼロックスの国際認証センターが、ベルギー政府の国際試験所認定範囲を拡大

  • 国内製造者初「人体の曝露制限評価」試験所認定を取得
  • 国際規格に基づく安全・環境性能試験をすべて自社で完結

2012年4月25日

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂、社長:山本 忠人)海老名事業所内の国際認証センターは、ベルギー経済省認定機関(BELAC)による技術監査を終了し、「人体の曝露制限評価」と「省エネ評価」について、国際規格であるISO/IEC17025注1に適合した、公平・公正な試験を実施できる試験所として2月20日に認定を取得しました。特に「人体の曝露制限評価」の試験所認定は、製造者では日本で初の取得です。

国際認証センターでは、すでに「EMC」注2「騒音」「無線」「電気・機械安全」「レーザー安全」「排出化学物質」注3「規制有害物質評価」注4に関して、国際規格の試験所認定(BELAC認定)を取得しています(図1参照)。これらの認定により、現時点で複写機、プリンター等のオフィス製品に求められる安全・環境性能試験を、国際規格ISO/IEC 17025に基づいてすべて自社内で行うことができます。

人体の曝露制限評価(電磁界への人体の曝露制限に関する電子電機機器の評価)

人体の曝露制限とは、無線通信機器から意図的に放射される電磁波および、各種電気・電子機器から漏えいする意図しない電磁波に対する人体への安全性を担保するための制限です。

昨今の電気・電子機器および、通信機器の急速な発展・普及に伴い、これらの機器から放出される電磁波の人体への影響が懸念されています。IEC注5では2007年に国際規格を作成し、機器が放出する電磁波の人体曝露制限のアセスメント方法を定めています。このたび、国内製造者としては初めて人体の曝露制限に関する試験認証を取得。国際規格に基づき、対象機器から発生する電磁波の人体の曝露制限のアセスメントを実施します。

省エネ評価(家庭用電気機器—待機電力の測定)

省エネ評価については、日本をはじめ世界各国様々な環境ラベル制度で低電力設計が求められてきましたが、これらの多くが企業の自主的な参加を促す制度であったのに対し、近年の地球温暖化やエネルギー資源の消費抑制への意識の高まりから、低電力設計が法的に義務化されるようになってきました。

例えば、欧州におけるErP指令(エコデザイン規制)では、エネルギー消費に影響を及ぼす製品を対象に、製品ライフサイクル全体を通したエネルギー消費の削減が義務化されています。当社国際認証センターでは、欧州をはじめとする各国で採用され始めた待機電力測定の国際規格の認証を取得。国際的な水準に基づき、待機電力を測定します。

当社では、世界的に商品を供給する製造者として、国際規格の試験所認定取得による質の高い、均一化した評価システムにより、富士ゼロックスおよび関連会社全体を通じて、安心・安全な商品提供に一層努めてまいります。

国際認証センターについては、以下をご参照ください。

図1:国際規格の試験所認定を取得した安全評価システム

注1
ISO/IEC17025は、試験所および校正機関に対する要求事項を規定した国際規格で、「試験所および校正機関が品質システムを運用し、技術的に的確であり、かつ、技術的に妥当な結果を出す能力が有ることを第三者が認定する」ためのシステム。
注2
EMC:Electromagnetic compatibility(電磁両立性)。電磁波による障害を他機に与えない、また、他機から電磁波障害を受け難い特性を有すること。
注3
排出化学物質:VOC(Volatile Organic Compound:揮発性有機化合物)、オゾン、粉じん微粒子など、機器から放出される化学物質。
注4
規制有害物質評価:欧州RoHS指令にもとづく6種類の規制物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテル)の含有評価。
注5
IEC:(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)
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