ホーム > 企業情報 > ニュースルーム > ニュース > 2013年 > グローバル市場の需要拡大に向け、ベトナムの新生産拠点稼働

グローバル市場の需要拡大に向け、ベトナムの新生産拠点稼働

生産プロセスの効率化とリードタイムの短縮を実現する生産ハブに

2013年11月19日

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長: 山本 忠人)は、本日、ベトナム・ハイフォン市で新生産会社「Fuji Xerox Hai Phong Co., Ltd.」(以下 富士ゼロックスハイフォン)を稼働いたします。約90億円を投資し、2012年8月に設立した新会社は2015年度末までにフル稼働を予定しており、当社のアジアにおける生産ハブとして、全世界に向け商品を提供します。

富士ゼロックスハイフォンは、グローバル市場の需要拡大に対応すべく、デジタルカラー複合機、小型LEDプリンターのほか、これらのデバイス用のプリント基板やドラムカートリッジ用部品などの基幹部品を生産、生産能力は年間約200万台です。

アジア各国の中で生産拠点としてベトナムを選んだ理由は、工業化に向けて堅実な成長を続けており情報機器などの産業が集約しつつあり、中国やタイ、ASEAN各国と広域陸送網で結ばれ、サプライチェーンが組みやすいといった利点があるためです。またハイフォン市はベトナム第3の都市であると同時に、北部最大の港湾都市でもあり、現在、工業地域化を進める都市開発プロジェクトが進められ、さらなる発展が期待されています。

開発と生産のプラットホーム化により多様なニーズに対応

富士ゼロックスは生産の効率化とリードタイムの短縮を実現するため、開発と生産のプラットホーム化を推進し、複数機種に使用可能な共通モジュールを開発することにより、富士ゼロックスハイフォンでは同一ラインで複数機種を生産する予定です。「Built by Market」のコンセプトに基づき、工場出荷前の最終工程、設置先に近い流通倉庫、あるいはお客様先での設置時といった場で固有の仕様を商品に追加することにより、お客様の多様な要望に対応します。

生産の垂直統合

富士ゼロックスハイフォンでは、部品生産と商品組立ラインを垂直統合して生産を同期させることにより、生産効率の向上を図ります。また、部品をアジア全域から調達することでコストを低減し、アジア・パシフィックの新興市場・米国・欧州に向けて競争力のある商品を生産します。

全生産拠点共通の生産管理システム

生産プロセスに影響を与えるさまざまな状況に迅速に対応するため、富士ゼロックスの他の生産拠点で使用している生産管理システムを富士ゼロックスハイフォンでも導入します。生産プロセスで必要となる、設計や部品の品質に関する情報などを一元管理し、どの生産拠点でもリアルタイムに把握できるシステムです。

分散生産体制

分散生産体制を確立するため、富士ゼロックスの他の生産拠点との生産設備や冶具の共通化をさらに加速させます。これにより、中国およびベトナムの量産拠点から、世界中のお客様にタイムリーに商品をお届けすることが可能となります。

環境配慮型の設備

富士ゼロックスハイフォンは、環境への影響を考慮し、工場棟の屋根にて集水した雨水の屋根散水により空調の負荷を低減したり、工場外部の照明器具には風力・太陽光発電を併用したハイブリッド型、工場棟・事務棟にはLED照明を採用し、消費電力を削減することで環境に配慮します。また、地元パートナーとの協力関係を育み、地域社会や地元産業に貢献していくことも目指しています。

富士ゼロックスは、商品が使用される市場やその近くで開発生産することにより多様な市場ニーズを迅速かつ正確に反映させる「Built by Market」コンセプトに基づき、高品質の商品提供に取り組んでまいります。

富士ゼロックスハイフォン概要

社長 鍋田 正明
資本金 36M USD(富士ゼロックスアジアパシフィック100%出資)
設立 2012年8月
所在地 ベトナム・ハイフォン市 (VSIPハイフォン工業団地内)
従業員数 創業時 約500名
業務内容
  • 複写機/複合機/プリンターの製造および輸出販売
  • 複写機/複合機/プリンターに関連する部品の製造および輸出販売
生産能力 複写機/複合機/プリンター、200万台/年
投資(工場・建屋・設備) 約90億円
敷地面積 17万6700m2
工場棟建築面積 5万7563m2